見ていた方には再びの感動を、初めての方には新鮮な感動をお届けします!
島根県の豊かな自然の中で育ち、内気で背が高く、家業の手伝いに精を出して
いたヒロインの布美枝(松下奈緒)に運命の出会いとなるお見合いの話が舞い
込んできたのは28歳の時。相手は東京の「貸本マンガ家」の村井茂(向井理)。
布美枝より10歳年上で、戦地で左腕を失っていました。見合いはすぐに決まり、
なんと5日後には結婚式を挙げます。
ところが、東京調布市の新居で布美枝を待っていたのは、どん底の貧乏生活で
した。しかし、命をかけてマンガと取り組む夫・茂の姿に、布美枝は「何があ
っても、この人とともに生きよう!」と心に決めます。
社会現象にまでなった、昨年の大ヒットドラマ。
いきものがかりが歌う主題歌「ありがとう」のさわやかなフレーズを聴いた瞬
間、さまざまなシーンが浮かんできます。布美枝と茂のおおらかで穏やかな夫
婦愛、家族愛がとてもすてきなドラマでした。
布美枝は連続テレビ小説の主人公のタイプとは少し違います。夢や希望に向か
ってがむしゃらに努力するわけではなく、どんなに人生に激流が押し寄せても、
来るものすべてをただ優しく受け入れる。そんな布美枝の生き方が、とても自然
で豊かに感じられます。
さて、この作品は漫画家・水木しげるさんの妻・武良布枝さんの自伝「ゲゲゲの
女房」が原案になっています。そのため、登場人物のほとんどにモデルとなった
人物がいます。
たとえば茂のアシスタントの倉田圭一(窪田正孝)は、「男組」や「クライング
フリーマン」の作者の池上遼一さん。一時期だけいたアシスタント小峰章(斎藤
工)は、「ねじ式」などで知られるつげ義春さんがモデルといわれています。
このほかにも、大手出版社の社員や同業者など、誰が誰をモデルとしているのか、
想像しながら見るのも楽しいですよ。
(編集部R.W.)
★連続テレビ小説は今年50周年。NODでは「ゲゲゲの女房」以外にも名作を配信し
ています。
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